深吉野(みよしの)よもぎ

弘法大師ゆかりのよもぎを使い健康的な商品を、奈良の奥深い里、東吉野村からお届けします

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よもぎの歴史

よもぎの生命力は素晴らしく、踏み潰されたり、ちぎられたとしても日当たりさえ良ければどんな荒地での繁殖します。 その生命力にあやかる 昔の人々はまず、ヨモギの優れた生命力に注目し、食べ始めたと思われます。そして、食べたり煎じて飲むことにより、いろいろな効能が確かめられ、伝えられてきたのです。 めでたいときに日本の風習では紅白で飾ります。その中に紅白の餅がありますが昔は白と緑の餅が飾られていました。 緑の餅は当初、ハハコグサ(母子草)を使っていましたが、厄をはらう意味を込められ薬草として利用されていた「よもぎ」が使われるようになりました。 よもぎを使った餅は中国から伝わり、よもぎの葉を軒先に飾るのは魔よけとしての意味が込められているのです。 また、よもぎは腰痛や神経痛などの治療としての『お灸』のもぐさとして使われます。『お灸』は約三千年前の古代中国において始まり、西暦600年ごろに日本へ伝わってきました。

よもぎの由来

よもぎは学名をアルテミシア属と言い、ギリシャ神話で女性とその健康の守護神と謳われた女神アルテミスの名からとったものです。生命力が非常に高く名前の由来にも驚くべき生命力で四方によく繁殖するので「四方草」、よく萌えでる草から「善萌草」、よく燃える草の「善燃草」であるといわれるほどです。 若葉を摘んで草餅を作ることから、俗称「餅草(モチグサ)」、葉裏の白い毛を集めてお灸に用いる「艾(モグサ)」を製することから別称「モグサ」、ヤイトバナ、さしもぐさとも言います。この生命力のあるよもぎにあやかって、魔よけや厄払いにも利用されています。

よもぎとは

よもぎはキク科ヨモギ属の多年草に分類されています。 世界ではおよそ950属2万種、日本では約70属360種のキク科植物が知られています。 代表的なキク科にヒマワリやタンポポまた、レタスやゴボウなどもキク科に入ります。 よもぎは全国各地の野原や河川の土手などに自生しており、独特の香りのあるなじみ深い野草です。古くから食用だけでなく、漢方では生薬として「艾葉(ガイヨウ)」と呼ばれ、食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、もぐさににするなど、万能薬として使われております。最近では韓国式の「よもぎ蒸し」もブームになっています。 また、よもぎの香りに精神を癒すアロマ効果もあり、よもぎは日本のハーブと言えるでしょう。