よもぎの由来

よもぎは学名をアルテミシア属と言い、ギリシャ神話で女性とその健康の守護神と謳われた女神アルテミスの名からとったものです。生命力が非常に高く名前の由来にも驚くべき生命力で四方によく繁殖するので「四方草」、よく萌えでる草から「善萌草」、よく燃える草の「善燃草」であるといわれるほどです。
若葉を摘んで草餅を作ることから、俗称「餅草(モチグサ)」、葉裏の白い毛を集めてお灸に用いる「艾(モグサ)」を製することから別称「モグサ」、ヤイトバナ、さしもぐさとも言います。この生命力のあるよもぎにあやかって、魔よけや厄払いにも利用されています。